国際文化会館 政策起業家プラットフォーム(Policy Entrepreneur's Platform、PEP)では、高校生、大学生および大学院生を対象として、2026 年 1 月 20 日 から 2 月 17 日まで(毎週火曜日 全 5 回)オンラインにて連続講義『社会課題解決を仕事にする』を実施いたしました。 本記事では、講座の実施報告をご紹介します。
全 5 回のプログラム内容| 日時 | 講義パート(40分) | ゲスト講演(30分講演 + 20分 Q&A) |
|---|---|---|
| 第 1 回 1/20(火) 18:30-20:00 |
政策起業を知る | 林 栄佑 氏 一般社団法人 Empact 代表理事 |
| 第 2 回 1/27(火) 18:30-20:00 |
社会課題を深掘りする | 伊藤 次郎 氏 特定非営利活動法人 OVA(オーヴァ)代表理事、精神保健福祉士 |
| 第 3 回 2/3(火) 18:30-20:00 |
政策で社会課題を解決する | 西田 吉蔵 氏 一般社団法人 Media is Hope 共同代表 |
| 第 4 回 2/10(火) 18:30-20:00 |
政策実現のために働きかける | 栗野 泰成 氏 一般社団法人チョイふる 代表理事 |
| 第 5 回 2/17(火) 18:30-20:00 |
政策起業を考える | 山本 菜奈 氏 NPO 法人 Mobility for Humanity 共同創業者・共同代表 |
PEP for Youth は、学生を対象に「政策起業家(Policy Entrepreneur)」の育成を目指すプログラムです。
本講座では、政策やルールの仕組みを理解し、自治体や国の制度を動かして社会課題を解決する力を身につけることを目的に、講義を行いました。
講座の前半では、PEP ディレクターの馬田が、政策起業や社会課題解決の基本的な考え方について解説しました。スライド資料や、PEP 独自の政策・社会課題分析ツール「PEP by Tech」を使ったデモを交えながら、基礎的な知識とスキルを学びました。
後半では、実際に現場で活動する非営利組織(NPO)の実践者をゲストに迎え、所属団体の活動紹介や、これまでの経験、キャリアパスについてお話を伺いました。福祉・環境・教育・メディア・移民問題など、多様な分野の具体的な事例を通じて、NPO におけるキャリアやアントレプレナーシップをリアルに学ぶ貴重な機会となりました。
なお、本プログラムはオンラインで実施され、多くの学生が国内外から参加しました。
今回は、非営利団体でご活躍されている 5 名の方にご登壇いただきました。
ゲストの活動領域は多岐にわたり、
社会貢献をより身近に感じられる新しい形のイベントを次々と企画・開催している 一般社団法人 Empact 代表理事の林氏(第 1 回)
ICT を活用したデジタルアウトリーチによって社会的ハイリスク者の支援に取り組む 特定非営利活動法人 OVA(オーヴァ) 代表の伊藤氏(第 2 回)
気候変動を「社会の共通認識」とすることを目指し、メディア・企業・視聴者/読者が共創できる仕組みを構築する 一般社団法人 Media is Hope 共同代表の西田氏(第 3 回)
「生まれ育った環境によって子どもの将来が左右されない社会」を目指し、困窮子育て世帯を支援する活動を行う 一般社団法人チョイふる 代表理事の栗野氏(第 4 回)
そして、難民の若者と日本の地域・産業をつなぎ、就労受け入れの新しいモデルづくりに挑む NPO法人 Mobility for Humanity 共同創業者・共同代表の山本氏(第 5 回)
にお話いただきました。
各回では、それぞれの専門分野やこれまでの経験、活動内容に加え、学生時代の過ごし方やキャリア形成に関する貴重なエピソードも交えながらレクチャーを行っていただきました。オンライン開催でありながらも、ゲストのリアルな声を直接聞けるインタラクティブな質疑応答の時間は、受講生にとって大変有意義な学びの機会となりました。
社会課題解決について概念的な学びと現場の実例の両方に基づいて理解を深めることができた。
ゲストレクチャーでは、さまざまな形で社会課題の解決に関われることを知った。
この講座を受講した学生の皆さんが、社会課題解決と政策・NPO の基礎を体系的に理解し、多様な実践者と出会ったことで、自分が社会を変える側に回るイメージや最初のアクション、自身のキャリアパスのヒントを得られたようであれば、大変嬉しく思います。
PEPの活動にご関心のある方は、ぜひ PEP の X アカウントやニュースレターから最新情報をご確認ください。
本プログラムは、三菱みらい育成財団の助成を受けて実施しました。