PEPは2020年7月15日(水)、「Zooming PEP 2020/政策起業家シンポジウム~扉をひらこう~」を開催いたしました。
同シンポジウムはPEPの創設記念に当たり開催しました。PEPは政策過程において自らリスクをとって影響力を与える「政策起業家」のコミュニティとして発足し、その概念を広め、現場知を持つ社会起業家、政策理論に精通する学者など、多様な専門家を政策熟議に巻き込む環境作りを目指しており、コア・メンバーを中心に企画・運営を行なっております。
今般、全世界が新型コロナウイルス感染拡大に立ち向かう中、社会のあらゆる場面において政府だけでは乗り越えられない危機に対して「政策起業」の重要性は増しています。「扉をひらこう」をコンセプトに、今まさに活躍しておられる政策起業家の方々をお招きし3時間の議論を行いました。オンラインでライブ配信を行い、800名近くの方に視聴頂きました。
当日は、理事長船橋洋一による開会挨拶とPEPコア・メンバーの方々によるオープニング・セッションの後、「今、開けるべき扉」と題して新型コロナウイルス感染拡大に際し新たな課題に直面したり変革が見られた分野と、「扉を開けた先の日本」と題した「ポストコロナ」のあるべき姿について論じる2つのパートに分けて、各パートにおいて3つの分科会で議論しました。いずれの分科会においても、政・官・民・学・NGO/NPO等の各界から最前線で政策起業に携わる皆様をお招きしてお話を頂きました。2つのパート終了後は、再びコア・メンバーの皆様を中心としたラップアップセッションと船橋理事長による閉会挨拶により、シンポジウム全体の総括を行いました。
シンポジウムの当日のプログラムについては、特設サイトからご覧いただけます。また、当日の各プログラムの記録映像もYouTubeよりご覧いただけます。
一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブについては、こちらからご覧いただけます。