【2/10(木)19時~無料配信】書籍『政策起業家』出版記念対談イベント「クソくらえなルールを変えるのは、君だ。」
PEP(政策起業家プラットフォーム)のコアメンバーで、フローレンス代表理事 駒崎弘樹氏の最新作『政策起業家「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』の出版を記念して、政策起業家との対談イベントを2/10(木)に開催します!
経済を支える若者が減り、高齢者が増え、どんどん貧しくなっていく日本。加えて、地球規模の気候変動、度重なる災害……。
こうした未来を、私たちは子どもたちの世代に残したいでしょうか。
もはや「偉い人たち」に政治と政策を任せるだけでは足りません。
私たち一人ひとりが政治や政策を担う主体として参画し、知恵を出し、手を動かしていくために、投票以外で民主主義に参加する方法を「政策起業」と呼びます。
著者の駒崎氏は、全国初の共済型・自宅訪問型の病児保育事業「フローレンスの病児保育」や、今や全国約5,000施設(※2019年4月時点)に広がった小規模認可保育所のモデルとなった「おうち保育園」、日本で初めて障害児を専門に長時間お預かりする保育園「障害児保育園ヘレン」などを次々に事業として立ち上げ、その知見をもとに政策提言を行い、社会を変えてきました。
しかし、この活動は「限られた才能ある人が成し得るもの」ではありません。
いまや、政策起業のやり方を知った人々が、社会を変える様々なアクションを手掛け始めています。PEPでは、政策起業家の育成、協働、提携、研修、認知を目的として場を提供し、そのような政策起業家がインパクトのある政策実現を主導できる環境づくりを目指して、政策起業家の活動を後押ししています。
〈これまで政官に閉じていたルールメイキングに誰しもが関わっていくためには?〉
本イベントでは、ご自身も選択的夫婦別姓を求める活動に携わる政策起業家でもあるサイボウズ社長の青野慶久氏をお招きし、ファシリテーターを、弊財団の政策起業家プラットフォーム(PEP)のプログラムディレクターである向山が務め、政策起業の事例を交えて活発に議論します!
当日は、視聴者の皆様からのご質問なども受け付ける予定です。政策起業・官民連携・ルールメイキングに興味があるけれど、「やり方がわからない」「自分には遠い話だ」と感じている方にこそご参加いただきたいイベントです。ぜひ、奮ってご参加ください!
<開催概要>
日 時:2022年2月10日(木)19:00~20:30
主 催:認定NPO法人フローレンス・PEP
参加方法:
フローレンスYouTubeチャンネル
YouTubeライブにて配信(参加費:無料)
参加申込みはこちら
<登壇者>
青野 慶久(サイボウズ代表取締役社長)
1971年、愛媛県今治市出身。大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、松下電工(現パナソニック)を経て、1997年に愛媛県松山市でサイボウズを設立。2005年4月、同社の代表取締役社長に就任。社内のワークスタイル変革を推進し、離職率を10分の1に低減するとともに、三児の父として三度の育児休暇を取得。総務省、厚生労働省、経済産業省、内閣府、内閣官房の働き方変革プロジェクトの外部アドバイザーを歴任。
駒崎 弘樹(認定NPO法人フローレンス代表理事)
1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の訪問型・共済型の病児保育を開始。2010年「おうち保育園」、2014年「障害児保育園ヘレン」、2016年「フローレンスの赤ちゃん縁組」、2017年「こども宅食」を次々にスタートさせる。2008年Newsweek誌「世界を変える100人の社会起業家」に選出。
公職としては、厚生労働省「イクメンプロジェクト」座長を務める。
<ファシリテーター>
向山 淳(一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ主任研究員 PEP プログラム・ディレクター)
慶應義塾大学法学部政治学科卒業、ハーバード大学公共政策大学院修了。2006年、三菱商事株式会社へ入社し、主に新規事業開発・金融分野で海外政府の民営化資産を対象とした買収や年金運用に携わる。2013年から2015年までカナダ・オンタリオ州公務員年金基金に出向。2019年国会議員政策担当秘書資格取得、2019年9月より現職。主な研究分野はデジタル政策、政策過程、ガバナンス、官民連携。
※イベントで表明される内容や意見は、パネリストの見解であり、一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ(API)やPEPの公式見解を必ずしも示すものではないことをご留意ください。