本日より、「PEP(政策起業家プラットフォーム)ジャーナリズム大賞2022」の作品募集を開始いたしました。
自由で開かれた社会において、市民が公共の事柄に関心を持ち、当事者意識を持ってそれに参画する「政策起業力」。その発揮には、確かな情報を伝え、判断材料を提供し、
またアジェンダを形成するジャーナリズムの力が決定的に重要です。インターネット空間の力強いジャーナリズムが、多様にして包容力と活力のある自由主義と民主主義を育てる上で重要な役割を果たし、日本の政策起業力を高めることに繋がる。そう我々は信じ、2021年にこの賞を創設致しました。
第2回目は、①検証②課題発見③オピニオンの3部門に分けて募集し、部門ごとの選考(賞金30万円)、及び、全部門を通して最も優れた大賞の選考(賞金は部門賞と合わせて合計150万円)を行います。選考対象は2021年4月1日から2022年3月31日までの間にインターネット上に公表された日本語の記事とし、応募締切は2022年4月17日(日)24:00(日本時間)とします。自薦・他薦を問いません。
対象となる記事の詳細は、以下の「表彰部門」及びウェブサイトの募集要項をご参照ください。個人または機関による応募、推薦を受け付けます。受賞作の選考・決定は、2022年5~6月にかけて、選考委員会(委員長:林香里東京大学大学院情報学環教授。他の委員は以下参照)により厳正に行い、その結果は2022年6月中に開催する授賞式での発表を予定しております。
報道機関、インターネット・メディア、フリーランス、所属に関わらず多くの皆様のご応募をお待ちしております。
ご応募・ご推薦はこちらから
(去年行われた授賞式の様子)
<PEPジャーナリズム大賞 詳細>
【表彰の部門】
・以下の3部門について、部門ごとに候補記事を募集します。
① 検証部門(賞金30万円):現代政治・経済・社会・先端技術等の重要課題に対処する政策決定過程について、検証・調査した報道
② 課題発見部門(賞金30万円):市民・地域の課題や、光の当たりにくい社会課題などを取り上げ、政治や行政、世論にインパクトを与えた(あるいは将来的に与えうる)報道
③ オピニオン部門(賞金30万円):時世に流されず確固たる視点で冷静・鋭い視点を提供した論考、論説、コラム
3部門を通して最も優れたものを大賞に選考し、大賞作への賞金は部門賞金との合計で150万円を授与します。なお、各部門に必ずしも当てはまらないものであっても、選考委員会が特に優れていると判断した報道に対して特別賞を授与する場合があります。また、各部門のファイナリスト候補記事(優秀作品)も3点程度発表します。
【 対象となる候補記事の条件】
・募集対象となる候補記事は以下の通りとします:
① 2021年4月1日から2022年3月31日までの間にインターネット上に公表された日本語の記事
② 筆者(または筆者のグループ)につき1つの記事(同じテーマの企画・連載は1つと見做す)
③ インターネット上で公開されている限り雑誌・月刊誌も含みますが、動画や放送事業者によるオンライン記事は除きます
④ フリーランス・個人による報道、組織・チームによる報道であるかは問いませんが、筆者、あるいは筆者のグループは、報道を主な生業としていることが条件(但しオピニオン部門はこの限りではなく、研究者などからの応募も受け付けます)
【応募方法】
応募方法と対象の詳細は、こちらの特設サイトをご参照下さい。
PEP(政策起業家プラットフォーム)ジャーナリズム大賞 特設サイト:
https://peplatform.org/jaward/2022/
応募 締め切り:2022年4月17日(日) 24:00(日本時間)
【選考委員】
林香里(委員長) 東京大学大学院情報学環教授
治部れんげ ジャーナリスト/東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授
竹中治堅 政策研究大学院大学教授
西田亮介 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授
山脇岳志 スマートニュースメディア研究所研究主幹
船橋洋一 一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長