政策起業家プラットフォーム(Policy Entrepreneur's Platform、以下 PEP) は、2024年12月2日、5日に、さいたま市立大宮国際中等教育学校の5年生の「公共」の特別授業として、政策起業を題材にした出張授業「政策起業とは何か?」を実施しました。
今回出張授業を実施させていただいた大宮国際中等教育学校では、公共の13の主題を学習したうえで、総括的課題としてその中から生徒が取り組みたい社会課題を見つけ、その深掘りや解決に向けた提案を考える、という取り組みをされています。そこで本授業は、生徒のみなさまに「政策起業」とその取り組み方について知っていただき、今後総括的課題に取り組む際「政策」を一つの解決策として考えていただけるようになることを目的に、設計いたしました。
授業では主に 3 つのパートに分けてお話をさせていただきました。また、講義に複数のミニワークを組み合わせる形で実施しました。
まずパート 1 では、政策起業にまつわるニュースやさいたま市の政策をお見せしながら、政策や政策起業とは何か?という基本的な知識をお話して、政策が身近なものであること、高校生の立場でも影響を与えられるということをお伝えしました。
パート 2 では、「社会課題を発見する ➡ 見つけた社会課題の原因を深掘りする ➡ 解決策としての政策を考える ➡ 実現に向けて提案する」という政策起業の一連のプロセスを、具体例を交えながらお伝えしました。この中では、課題の特定やその原因分析 及び 類似の政策のリサーチといったミニワークも取り入れ、生徒のみなさまにも実際に手を動かしていただきました。
最後にパート 3 では、「子ども宅食」という政策起業の実例をご紹介し、特に考えた政策がしっかり運用されるようになるための働きかけも必要、ということをお伝えしました。
※括弧書きはわかりやすさのため、PEP にて追記
「政策起業」はほとんどの生徒のみなさまにとっては聞きなじみのないキーワードだったようですが、ミニワークを含め真剣に授業に取り組んでくださる方も多くいらっしゃいました。Q&A セッションでは「政策起業に取り組んでいる学生はどのくらいいるのか」「最初の一歩として何ができるのか」「自分たちのプロジェクトはどうしたらよりよくなりそうか」といった質問もあり、生徒のみなさまの政策起業や社会課題解決への関心は少なからず高まったのではないかと拝察しました。また、同学では総合的な学習の時間を通して各自がプロジェクトに取り組んでいるそうで、そうしたプロジェクトの出口として、政策という方法もあることを意識していただけたのであれば嬉しく思います。
現在 PEP for Youth では、2025年4月~2026年3月に実施する出張授業のご相談を受け付けております。今回実施したような公共などの授業内での講義の他、ワークショップ主体の実施も可能です。また、20名以上のご参加をいただけるようであれば、課外活動として希望者のみに対する実施なども可能です。助成金等の関係ですべてをお受けすることはできませんが、ご関心をお持ちいただける場合は、以下のフォームよりお気軽にお問合せください。