PEP for Non-Profit Startup
アクセラレータープログラム (第 2 期)
PEP for Non-Profit Startup では、非市場領域で大きなインパクトの実現を目指す団体への支援を
実施します。
PEP for Non-Profit Startup について
『利益』ではなく『社会的インパクト』を短期間で急拡大させようとする組織を、私たちは Non-Profit スタートアップ (Non-Profit Startup、NPS) と呼んでいます。そのような Non-Profit スタートアップの例として、以下のような組織が挙げられます。
- 80,000 Hours: 職の社会的インパクトという側面を重視した就職支援・キャリアマッチングサイトを提供している非営利組織です。Web ベースでのサービス提供(テクノロジーの活用)を行うことで、社会的インパクトの拡大を実現しています。
- B Lab のB Corp 認証制度: 公益性の高い営利企業に対して、米国の非営利団体「B Lab」が審査を行い B Corp 認証を発行する制度です。この制度運営と並行して政策への働きかけも行い、米国では多数の州が新たな法人格としてベネフィット・コーポレーション(事業所得のみならず社会目的事業も行う営利企業)を法制化しています。
(詳しくは、PEPディレクター馬田によるこちらの記事もご参照ください。)
短期間で大きな社会的インパクトを生み出す方法にはいくつかありますが、本プログラムでは特にテクノロジーと政策という手段に着目し、これらの領域で社会的インパクトの最大化を目指す個人・組織向けに講義とワークショップを行います。
現在、参加者を募集中です。9/7(日) 23:59 (日本時間)が応募締め切りです。
説明会を 8/20 (水) 19:00 から開催します。ご興味がある方は是非ご参加ください。
説明会への登録はこちら: https://events.humanitix.com/pep-for-non-profit-startup-batch-2
アクセラレーター プログラム概要
本アクセラレーター プログラムでは、短期間で大きな社会的インパクトを実現するために、参加者の皆さんにスタートアップの方法論(課題発見や仮説検証など)、およびテクノロジーと政策を活用したインパクトのスケール(拡大)の方法についてお伝えします。
プログラムのスケジュールと内容は以下の通りです。
本プログラムは反転授業の形式を主に利用しながら進めます。当日の講義はすべて Zoom で行う予定です。(※内容は一部変更する可能性があります。)
日時 | 事前講義 | 当日講義 |
第 1 回 |
Non-Profit スタートアップとは何か |
ディスカッションとゲスト講義 |
第 2 回 10/2(木) 18:30-20:00 |
Non-Profit スタートアップの道筋とエンドゲーム | ディスカッションとゲスト講義 |
第 3 回 10/9(木) 18:30-20:00 |
社会課題の把握 | ワークショップ |
第 4 回 10/16(木) 18:30-20:00 |
仮説検証と解決策の概要 | ワークショップ |
第 5 回 10/23(木) 18:30-20:00 |
政策 MVP (Minimum Viable Product) | ワークショップ |
第 6 回 10/30(木) 18:30-20:00 |
テック MVP (Minimum Viable Product) | ワークショップ |
第 7 回 |
ピッチの解説 |
ワークショップ |
第 8 回 11/13(木) 18:30-20:00 |
資金調達 | ゲスト講義 |
第 9 回 11/20(木) 18:30-20:00 |
インパクト評価 | ワークショップ |
第 10 回 11/27(木) 18:30-20:00 |
オンライン相互発表会 | オンライン相互発表会 |
12 月予定 |
(オフライン発表会) |
(オフライン発表会) |
また、上記のプログラムとは別に、米国の社会起業家・政策起業家によるゲストレクチャー(オンライン、参加は任意)の開催も予定しております。詳細は確定し次第お知らせいたします。
開催概要
- 日時:毎週木曜日の 18:30 ~ 20:00 (日程は上記の表の通り)
- 開催形態:オンライン (Zoom での開催を予定)
- 参加費用:無償
- 事前講義と事前宿題の実施 + 当日講義
(※ 当日講義の録画の提供予定はございません。何卒ご容赦ください)
応募対象
主な対象としては、以下のような方々を想定しています。
- 政策やソフトウェアを使って、非市場領域において短期間での大きな社会的インパクトの実現をしたいが、まだ政策やソフトウェアについての知見は乏しい方
ただし、以下のような方々は今回対象外となります。
- 市場のほうが解決しやすい課題に取り組んでいる
- 取り組む社会課題がまだ定まっていない
応募要件
以下の条件を満たす方からの応募をお待ちしております。
- 非市場領域で、短期間での大きな社会的インパクトを目指す Non-Profit スタートアップとして活動している、または今後活動する意思がある
- オンラインで行う全 10 回のプログラムのうち、8 回以上に参加できる
(※ 当日欠席と事前宿題未提出が合計3回起こった時点で、プログラムからドロップアウトの処理を行います。参加者同士のワークショップも重要な活動のため、参加いただける方同士の議論の質を合わせたく、ご容赦ください。)
選考の際は以下のようなことを考慮します。
- 今回はワークショップを中心として行うため、参加者のレベル感をある程度合わせる
- 取り組みたい社会課題とテクノロジーや政策との相性
現在 NPO 法人や一般社団法人として活動している等、社会インパクト創出に向けた具体的な取り組みを行っている方も歓迎です。今バッチは同団体からは複数名お申し込みいただくことも可能です。
応募締め切り:2025 年 9 月 7 日(日)23:59(日本時間)
説明会の動画
2025 年 8 月 20 日に実施した、本プログラムの説明会の内容です。
応募後の流れ
9/7(日)23:59 (日本時間) 応募締め切り
9/11(木)書類選考の結果通知。応募数によっては個別面談のスケジュール調整
9/18(木)採択者への通知
9/25(木)プログラム開始
PEP for Non-Profit Startup をご支援いただいている団体
本プログラムは、米国の501(c)(3)団体である米日財団 (United States-Japan Foundation) の助成に基づき運営しています。
第 1 バッチでのプログラム参加団体のご紹介
2025 年 2 ~ 5 月に実施した、本プログラムの第 1 バッチに参加されていた団体の一部を紹介いたします。(実施報告はこちら)
- 一般社団法人チョイふる
- 特定非営利活動法人Nature Service
- 特定非営利活動法人あなたのいばしょ
- 一般社団法人ファストエイド
- 一般社団法人Media is Hope
- 特定非営利活動法人OVA
- 一般社団法人Fora
- 一般社団法人ELAB
- ユーレカトーキョー株式会社
- 学生団体S.A.L. Oikos Project
- Mobility for Humanity
- CrossHealth
当プログラムの担当スタッフ
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馬田 隆明
PEP ディレクター
日本マイクロソフトを経て、2016年から東京大学。東京大学では本郷テックガレージの立ち上げと運営を行い、2019年からFoundXディレクターとしてスタートアップの支援とアントレプレナーシップ教育に従事する。
庄司 美知子
PEP 事務局スタッフ
Q&A
ご質問・ご不明点に関してはこちらのお問い合わせフォームからお問い合わせください。
学生は参加可能ですか?
可能です。
しかしながら、本プログラムではNon-Profit スタートアップとして活動する意思がある方を優先して受け入れる予定となっています。
プログラム受講後にNon-Profit スタートアップとして実際に活動する見込みがあるかが重点的に審査される点をご了承ください。
同一団体から複数名の応募を行うことは可能ですか?
可能です。参加を希望される方はそれぞれ個別に応募フォームからのご応募をお願いいたします。
I cannot speak or write Japanese fluently. Can I participate in the program?
We're afraid that participation is not possible as this program is conducted entirely in Japanese and requires proficient Japanese language skills for reading, writing, and communication. We require participants to have sufficient Japanese language ability to ensure effective engagement in all program activities.
For candidates who use Japanese as an additional language, we require evidence of Japanese language proficiency through previous work experience in Japanese-speaking environments.