「PEPサミット2021~扉をひらこう」開催概要①...
PEPサミット2022|開会挨拶~オープニング・パネル「PEPの軌跡と役目」
開会挨拶~オープニング・パネル「PEPの軌跡と役目」
2022年12月6日、政策起業家プラットフォームPEPは発足以来三回目、国際文化会館とAPIが2022年6月に合併してから初めてとなるPEPサミット2023を開催。
APIプレジデントに就任した神保謙代表理事の開会挨拶のあと、PEPコアメンバーが集ってのオープニング・パネル。これまでの活動の軌跡と見えてきた課題、「わたしたち一人ひとりが、公共政策をつくる」ために何が求められているか、本PEPサミット開幕に寄せて議論した。
この3年間の活動についての認識と今後の展望
この3年間で国際的環境の変化、政策起業家を取り巻く環境の変化は著しく、表層的な変化ではなく社会全体が変化した。桑原氏は様々なセクターのプレイヤーにも実感できるような形で変化があったが、同時に社会課題は高度化し、政府や国単体では解決できないものになっていると指摘。
このような状況下で、小林氏は「金継ぎ」のような役割を政策起業は担えるのではないかと提言する。大きな社会や仕組みが壊れていく中でアメーバのように入っていく役割が必要とされ、壊れつつある社会を繋ぐには、ビジネス・政治・市民セクターと枠組みを超えた政策起業が一つの光なのではないか。
朝比奈氏は「革命は辺境から起こる」とよく言われるが、社会の様々なセクターや地域の動きから、ミクロに革命を起こしていくと述べた。
そして、藤沢氏はこの中で問われてくる、「公益とは何なのか」という点を提示する。「公益のための政策起業家」を考える中で、重要な課題である。
サミットをキックオフするうえで、これまでを振り返りつつ今の社会で何が必要かをオープニング・パネルで振り返った。サミットの開幕にふさわしい、課題提起と現状認識のセッションとなった。
登壇者
開会挨拶
神保 謙 | 公益財団法人 国際文化会館 常務理事(代表理事)、API プレジデント
オープニング・パネル
朝比奈 一郎 | 青山社中株式会社 筆頭代表(CEO)
桑原 祐 | マッキンゼー・アンド・カンパニー シニアパートナー東京オフィス
小林 りん | 学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン代表理事
藤沢 烈 | 一般社団法人RCF代表理事、ふくしま12市町村移住支援センター長
宮澤 弦 | ヤフー株式会社 取締役 専務執行役員・コーポレートグループ長
駒崎 弘樹 | フローレンスグループ会長CEO、認定NPO法人フローレンス会長【モデレーター】
主催
アジア・パシフィック・イニシアティブ(公益財団法人国際文化会館)
政策起業家プラットフォーム PEP
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